過去150年、米株(S&P500)の20%以上の暴落を記載する。
上記から、長期投資する上で、以下を念頭に置いておく必要がある。
① 20%以上の暴落は、5年に1度くらいのペースで訪れる可能性がある
② 30%以上の暴落は10年に1度くらいのペースで訪れる可能性がある
③ 50%の暴落が30~40年に1度来るかもしれない
④ 80%の暴落は生きているうちに来るか分からない
■ 買い場を探すために
・80%の暴落を待ち構えると一生買えないリスクがある
・50%の暴落を待ち構えると30年分の価値上昇を失う可能性がある(益利回り5% × 30年 = +150%、もし50%下落しても+75%)
・「5年に一度がっつり買うか」と想定して、現金を保有しておくのがいい
■ 買いルール
・現金比率が20%を超えたら、10%下落時に、超えた分だけ買い
・20%下落したら、現金7.5%分買い(現金比率を12.5%にする)
・30%下落したら、現金7.5%分買い(現金比率を5%にする)
・40%下落したら、50%下落まで様子見
・50%下落したら、現金5%分買い(5%分の金を売却して、フルインベスト)
・50%以上下落時、余裕資金が入り次第、随時買い(フルインベスト)
現金比率のうち、5%に相当する額は、金に換えておく。30年の現金の目減りは2%x30年の60%(総資産のうち3%)。
7.5%に相当する額が、10年寝かされると、目減りは2%x10年の20%(総資産の1.5%)。
また、金の保有により、可能性が低いハイパーインフレなどのヘッジにもなる。
コメント