アサンテ(6073)業績レポート

投資

営業利益率が低下している?

有報見れば見るほど、21年に買収したハートフルホームの「のれん償却費」5,400万円(3四半期分)を売上原価か販管費に入れてる臭い。。

・7年償却だから、今期からは営業利益▲7,200万円要因。
・買収時ハートフルホームの営業損失が▲3,300万円(営業赤字会社)

シナジー発揮までは営業利益▲1億(利益率▲1%程度)の下押し要因

単体で見ると、前期は売上高131億(▲8.8%)、営業利益16.7億(▲25.2%)
今期第3四半期の進捗見ると、おおよそ通期売上120億(▲8.4%)、営業利益の着地14億(▲16%)強(かな…

※対粗利利益率から、更に売上高▲17%の下押しまでは黒字を確保できる。

配当性向は高水準に

今期EPSを推測すると79円。配当62円堅持なら配当性向78%と高水準だが、
現金が配当支払い9年分くらいあるので、やはり財務は強い。

リーマンショックで40%減配(10円→6円)したように、案外景気敏感株だが、
翌年にはリーマン前の収益を上回っており、収益源には粘り強さがある。
※リーマン時に赤字転落したが、無配にはしなかったところを見ると根性はありそうだ。

「対面営業ができない」が一過性ならチャンスか

アフターコロナでの対面営業再開で売上高の回復が期待できるが、要監視。
また新規開拓を始める、北海道エリア、四国エリアの黒字化も注視。

来期減配の可能性は0ではないが、今後の業績の回復確度は高い。

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